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精神科でのこと

看護師として仕事をやめたくなるときそれはやはり医療事故について考えた時です。精神科で働いている時ですが、精神科は今だ暗黙の了解や医療事故を隠そうとする傾向になります。以前はこんな話がありました。それはある深夜帯での出来事でした。とある高齢の女性患者さんがいたのですが、朝食の時間になってもデイルームに現れず、心配になった看護師が部屋へ行くと布団をかぶったまま死亡していました。すぐに当直医へ連絡して死因を検証したのですが、当直医は「ただの心不全だね」とただそれだけでした。精神科では向精神薬の過剰投与で死亡することが良くあるのですが、その死因としてよく使われるのが「心不全」でした。その時も例に漏れずそのようにして扱われ、その後の医療安全委員会でもさほど取り正されずに終えてしまいました。こんな話もあります。病棟での患者へ対する暴力も精神科では多く見られます。その時は準夜勤帯だったのですが、他の病棟に用事があり、ナースステーションを訪れると病棟の看護師が患者の背中を思い切り蹴り飛ばしていました。最初見たときにはパニックになったのですが、「どうしたんですか?」と聞くと「なんでもないのよ」と乱れた髪を治していました。その病棟の科長にも内密にしてほしいと助言をしたのですが、その問題は浮き彫りになることはありませんでした。精神科では薬の紛失も良くあります。それはとある看護師が睡眠薬を定期的に盗んでいた話なのですが、毎回その看護師がいる時に限って薬が紛失します。いくらアクシデント報告を挙げて対策を練ってもすぐになくなるのでその看護師が行っているとわかったそうなのですが、そんな状況を見ていると本当に辞めたくなります。